スカジャンを買いに2021 ①2着目のスカジャンが欲しい
スカジャンの2着目が欲しいんです。
(だからそれはもう言っている。)
とは常々思ってはいたのですが、安い買い物ではないし1着持ってるしどうしても欲しければそのときにいつか買えばいいし……とも思っていました。なお前回作ったときの話はこちら。
で、そうこうしてるうちにコロナですよ。当たり前にできていた海外旅行はもちろん国内ですらも移動がままならない空気感が続き、そうした中で思ったのは、
やれることはやれるうちにやっておかねばならん
と言うことでした。イヤ知ってた!今までも知ってました!でも分かってなかった!
スカジャン作るなんてちょっとお金があればできることですよ。なんの努力も要らんじゃないですか。そんなことくらいやらなくて
なんのために我慢して仕事やってんですか!?
というワケで「次東京行っていい感じになったらまた横須賀にスカジャンオーダーに行く」と言うタスクを自分の中で作ったのでした。
前回デザインをどうするかでめちゃくちゃ悩んだのですが、お願いしたらすっごいいい感じに仕上がったので今回もやはりファースト商会でのフルオーダーが前提です。
図案についてはいろいろ考えはしたもののやはりお手軽かつ膨大なデータが有り著作権フリーで安心して利用できるので、前回同様メトロポリタン美術館の公開データから好きなものを探していくことにしました。
https://www.metmuseum.org/art/the-collection
絵柄に関しては好き嫌いもさることながら「スカジャンの背中と胸にきれいに収まるバランス」もだいじなので、ちょっと考えたのが清朝とかのえらいひとの官服の刺繍だったのですが……あの、こんなやつですね。
縫われている動物で身分が分かったはず。
もともと背中とか胸とかについていたので収まりの良さにかけては問題ないし、柄も結構好きなのが多い。多いんだけど、やっぱり
刺繍を刺繍で再現したらレプリカじゃん
ってことでなんだかそれはなあ〜と言う個人的な気分によりやっぱやめ。
つーことで自分の好きそうなもののキーワード(英語)で夜な夜なピンとくる絵を探すという地道ィな作業に邁進することになりました。
そしてうさぎや蝶などいくつか候補が出てくるもなかなかこれと決めきれずいましたが、「あっ!孔雀!孔雀で検索してみよ!」となって探したところ、
ナイス孔雀ゥゥゥゥ!
決まるときは早いものでもうひとめでこの子に決めた!と言う感じでした。モチーフ好きタッチ好き収まりグッド、なんてすてき。
で、これに合う胸のワンポイントの刺繍をなにか見繕っていく必要があるのですが、結構特徴的な絵なのでできれば同じ作者の絵がよろしい。便利なもので、作者名からの検索もできちゃいますし、ウワ〜どれもすてきだ〜!なのですが、
ワンポイントとして収まり悪い
孔雀との関連性が弱い
などの理由でよい素材が見つからない……!
こうなったら孔雀つながりでなにか探す……?と言うことで、再度Peacockで検索していろいろ眺め倒していたところ……
これやん!?!?
もともと最初の方に「ジュエリーをリアルに縫ってもらう」と言うことも考えていたのですが、やはり収まりの問題とモチーフとして弱いというか、わたしのすきな自然造形物(動植物)だと、本物をジュエリーデザインに落とし込んだものをまた刺繍にするってことで、なんかこう薄まる感じが個人的にしてやっぱや〜めたになってたんですよね。
でもメインじゃなくワンポイント、背面刺繍と共通モチーフならいいんじゃね!?
ってそしたら「孔雀の羽をモチーフにしたブローチ」というかわいくて胸に刺繍するのにこれ以上ぴったりのものがあろうかいやない(反語)というものが見つかりまして。
これじゃない!?(2回目)
と言うことでデザイン決定!!!!!!!
あとは前回割と悩んだ本体の配色なんですが、わたし今回
お高いと評判の別珍
を考えていてですね……別珍ならもう黒でしょ!黒一択!!と決めていたのでそこは迷わずに済んだのでした。しかし前のサテン(2018年当時で42,000円)も結構ドキドキしたのですが、別珍お高い情報はあるものの具体的に値段が不明……!またもドキドキ!!
まあともかくあとは東京行きのタイミングを見極めるだけ……!
つづきはこちら!