マルタのゴゾ島、海を見下ろすおしゃれなレストランバーでお高い生ビールをいただきました。
冬の海に沈む夕陽を眺め、冷え切った身体に染み渡る一杯。
ディナーにはやや早い店内にはまだわたしひとりだけ。
思いつきでサンセットが見られるのでは?とヴィクトリアでバスに乗りセレンディを目指したのですが、高台から海へ下る道へバスが差し掛かったとき、薔薇色に染まる断崖絶壁が目に入り息を飲みました。
レストランバーが開いたのは日が沈んだ後でしたが、こんな景色を思う存分眺めた後。その余韻に身を委ねるすてきな時間となりました。
(2020年2月14日)
場所
行き方
日本からマルタへ
直行便はないので中東かイタリアなど欧州経由が一般的。わたしは安定のカタール航空を利用。
ドーハ〜マルタは毎日運行ではないので、マルタ便のない日はローマを経由する。
わたしは松山〜羽田〜ドーハ〜マルタで乗り継ぎを含め約24時間。
……言ってて気が遠くなりました。
マルタ国際空港からゴゾ島へ
路線バスでゴゾ島へ向かうフェリーの港を目指します。
わたしはマルタ到着日に空港からそのまま向かいました。空港でツーリスト用カードや回数カードなどが購入できるので、旅行者でもバスは利用しやすいです。
空港から港はX1のバスで1時間に1本くらい、港までは1時間ちょいでした。
しかしこのときは知る由もなかったのですが、時刻表にあるバスが来ないと言うことが二度あったのであまり信頼はできない面もあります。
ですが、一応参考にはなると思います。路線図が地図上で確認できるのはよい。
ただスーツケース持って急勾配&急カーブの続くバスに立ち乗りはなかなかしんどかったです。既にフライトでだいぶ体力取られてたせいもあると思いますが。
バスは1回冬季1.5ユーロ・夏季2ユーロ、一部の夜便などは3ユーロです。渋滞があり車に乗る人が多いようですが、バスの乗車率もまあまあ高い印象でした。
マルタ島からゴゾ島
マルタ島からゴゾ島へはフェリーで。実質15分ほどの船旅ですがお船はいいですね。
どうせゴゾへ行ったら戻ってくるよねってことで、行きはチケットを買わずに乗船、帰りに往復分の料金を払う仕組みになっています。合理的。料金はおひとり4.65ユーロ。
こちらもスケジュールなど詳細がwebで確認できるようになっている他、明らかに旅行者であるわたしがウロウロしているとみんながあっちだこっちだと案内してくれるので何も困らなかったよ!
港〜ヴィクトリア〜セレンディ
ゴゾ島のバス路線はごく一部を除きすべて中心部であるヴィクトリア発着なので、港からヴィクトリアへ(幾つか経由点の異なるバスがあるが港からのバスは基本すべてヴィクトリア行き)、ヴィクトリアのバスターミナルで306番バスに乗り10分少々でセレンディに到着します。
日本からトータル約27時間、ゴゾ島のビールでした。